アセチルヘキサペプチド-8は塗るボトックスと言われ、ドクターリセラの集中美容液「透輝の滴とうきのしずく」に配合されてます。
話題の成分と評判ですが、とうきのしずくはいち早く取り入れていたっていうことです。
アセチルヘキサペプチド-8にはどんな働きかあるか調べてみました。
アセチルヘキサペプチド-8とは
別名は「アルジルリン」「アルジレリン」と言います。
アルジルリンなら、わかるかもしれませんね。スペインで開発された塗るボトックスと言われる最新の美容成分です。もともとはタンパク質でペプチドの仲間。
スペインではボトックス注射の代わりに化粧品に配合されてます。
その理由はボトックス注射が法律で禁止されてるからです。
ボトックス注射は日本のクリニックでは顔面麻痺やワキガの治療などに利用されてます。
最近ではシワを目立たなくさせるケアにも利用されるようになています。
でもスペインでは使えないのですね。
それでも少しでも年齢線を目立たなくしたいという願いは全世界の女性の共通のテーマ。
スペインの女性たちもおなじですね。
そこでボトックス注射に似た働きがあるペプチドから作られたアセチルヘキサペプチド-8を開発したということです。
今では全世界のスキンケアに配合されるようになりました。
塗るボトックスはジワジワと働く
ボトックス注射というと美容クリニックでは様々な利用方法があります。
芸能人がないしょでやって話題になったエラの張りをなくすエラボトックスや眉間やおでこ、目尻のシワをなくすシワボトックスなどが有名ですね。
下がった口角を上げる口角ボトックスという面白いものまであります。
注入してから効果が出るまでが早いので早く変化を求める人たちに人気になっています。
でも失敗したときや、たるみ、無表情などの副作用が心配・・・そんな声も早い変化と同じくらい耳に入ってくるので気になりますね。
塗るボトックス=アルジルリンなら、そんな心配は少ないです。
反面、すぐに変化を実感できることは期待できません。
ジックリ使うことでジワジワと働いてくれるからです。
アルジルリンとボトックス注射の原料は違う
もともとボトックス注射の原料とアセチルヘキサペプチド-8は全く違う物です。
アルジレリンは植物由来の合成ペプチドが原料でアレルギーや副作用の心配がないと言われます。
一方、ボトックス注射は食中毒の原因にもなるボツリヌス菌から毒素を抜いて抽出したものが原料です。
ボトックス注射にもアルジルリンにもシワの原因になる神経伝達物質の働きを抑制するはたらきがあります。
特に笑ったり怒ったりするなど感情によって現れる表情のクセでできるシワにはメリットがありますが、表情ジワ以外にはあまり変化がない、というデメリットもあります。
表情ジワとは
顔には表情筋が張り巡らされているので笑ったり怒ったり、悲しんだり、落ち込んだりという豊な表情が作れます。
この表情は脳からの指令で神経伝達物質アセチルコリンが分泌されることで表情筋が収縮し形成されます。
でもアセチルコリンはちょうどいい量が分泌されるとは限らず必要以上に多くでると収縮がもとにもどらずシワになって残ってしまいます。
これが表情ジワの原因になります。顔の表情筋の収縮がうまくいかないことが繰りかえされることで定着してしまうということです。塗るボトックスもボトックス注射のようにアセチルコリンの分泌を抑制するはたらきがあるので、表情筋のクセが次第に目立たなくなって表情ジワが気にならなくなることにつながるでしょう。
表情ジワは加齢だけが原因ではないので若くても表情のクセでできることがありますし、ストレスなどでもアセチルコリンがたくさん分泌され年齢線を形成することがあります。
ある程度の年齢になると塗るボトックス配合の化粧品で予防しておきたいですね。
アセチルヘキサペプチド‐8配合のスキンケアを使うことで未来の表情ジワも抑制してくれるでしょう。
アルジルリンは単独配合よりヒアルロン酸などの美容成分と一緒に配合されるとよりパワーを発揮してくれます。