FGFのことを確認しました
FGFはグロースファクターの種類の一つです。正式な名称はヒト遺伝子組換ポリペプチド-11ですが、ちょっと前までヒトオリゴペプチド-13と言われていました。
グロースファクターというのは成長因子とも言われ、すでにいろんな分野で利用されています。
成長因子とかグロースファクター、FGFといっても知らない人にとってはピンとこないものですよね。
FGFに期待できることを調べてまとめています。
FGFの効果 期待できることはこんなこと
FGFをはじめ成長因子は全部合わせると150種類以上あるということですが、150種類一つ一つに違った効果や働きがあるのです。
FGFにある働きをわかりやすくいうと線維芽細胞を元気にすることです。
線維芽細胞というのは表皮のもっと奥にあります。
そこにはコラーゲンやエラスチンというなじみ深い成分が存在。
その場所が元気になるということはコラーゲンが増え、エラスチンを増やすサポートをしてくれる、ということでもあります。
コラーゲンたちが元気になれば年齢が高くなって失われたハリや弾力が戻ってくるということですね。
EGFは線維芽細胞のもっと上にある表皮細胞を元気にしFGFはもっと深いところを元気にするということです。
ところで成長因子ってなに?
EGFもFGFも成長因子の仲間です。
でも成長因子って一体何なのでしょうかね?もともとペプチドといいタンパク質に分類されます。人間の体内のあらゆる部分にそれぞれの働きをする成長因子が存在しています。
成長因子は人成長ホルモンも活性化します。
しっかり働いてくれるといくつになっても細胞の成長を促進するので、年齢が高くなっても見た目が若いって見られることが期待できます。
FGFの副作用は?
FGFの働きは大体わかりましたが、副作用などはあるのでしょうか?
美容液などのスキンケアに配合される濃度では大きなトラブルや副作用の報告は今のところありません。
美容クリニックでのFGF注射では注入の量が多すぎたり、体質によっては凹凸が出来たりしこりになってふくらむことがあります。
経験や知識の豊富なドクターに施術してもらうことが大切です。